大阪大学老年内科竹屋泰先生が老年症候群、多剤服用、Multimorbirity（多疾患罹患状態）、フレイル（Frailty）の話題を交えつつ、高齢者の痛みについて解説されました。老年症候群の症状は多岐に渡りますが、頭痛、腹痛、関節痛、腰痛、胸痛と身体各部位の痛みも生じます。痛みに対して薬を使うことを考えますが、他の多彩な症状に対してもそれぞれ薬を使うとなると、薬漬けの状態になってしまいがちです。薬物療法の妥当性が問題となります。
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