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妊娠うつ病予防に対するω3系脂肪酸の可能性

論文・記事 2014年12月20日
妊娠期には胎児の脳や骨髄、肝臓などの組織を形成するために多量のω3系脂肪酸が必要です。妊娠中にω3系脂肪酸が得られない母ラットは、自分の脳を犠牲にしてでもω3系脂肪酸を供給しています。
2008年に台湾で行われた研究では構造化面接で評価を行い、ω3系脂肪酸を服用した群ではうつ症状が有意に改善していました。この研究ではEPAと DHAの比率を約2:1(EPA2200mg:DHA1200mg)で含んだカプセルを使用し、また1週間のプラセボ介入期間を設けて、事前にプラセボに 反応しやすい人を除外して研究を行っています。
 
 

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