葉状乳頭
舌側面(舌縁)の後方にある、ヒダヒダの少し膨らんだ楕円形の部分を「葉状乳頭」といいます。舌がんとよく似た形態ですが、葉状乳頭は舌の正常な一組織であり、病気ではありません。 たとえば大臼歯で葉状乳頭を噛んで傷つけたり、歯ブ…
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舌側面(舌縁)の後方にある、ヒダヒダの少し膨らんだ楕円形の部分を「葉状乳頭」といいます。舌がんとよく似た形態ですが、葉状乳頭は舌の正常な一組織であり、病気ではありません。 たとえば大臼歯で葉状乳頭を噛んで傷つけたり、歯ブ…
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飲食物として胃から摂取される気から血や水が生成されます。血が不足すると(血虚)、血行により届けられる熱が不足し、冷えが生じます。水が過剰となると(水滞)、熱が奪われ、冷えが生じます。血が滞っても(血瘀)、末梢の血行が悪く…
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歯痕は「舌圧痕」ともよばれ、舌の側面や先がギザギザした形に変形したものです。これは歯をくいしばり、舌に強く押し当てることによって歯型が付いたものですが、同様の型が頬粘膜にも付いている場合があり、それも歯痕に含まれます。 …
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親知らずを抜いたらとても大変だった、という話をよく聞きますね。生えている場所によって、たとえば下顎で横を向いて生えているケースなどは確かに大変だといえます。半分埋まっている歯を抜くには、歯をいくつかに分割しなければならな…
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太陽病と少陽病の併病に対して柴葛解肌湯が有効であった症例報告です。柴葛解肌湯は葛根湯と小柴胡湯加桔梗石膏の構成生薬を合わせたものでできています。 『傷寒論』に合病と併病について解説があります。合病とは病気の本体は一つの病…
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口腔がんを引き起こすリスク・ファクターとして最も重要なものは喫煙で、喫煙者は非喫煙者より口腔がんでの死亡率が約4倍高いといわれています。また、パイプや葉巻の煙による熱が粘膜を刺激することによってがんになりやすいと考えられ…
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江部洋一郎著『経方医学』に昼夜逆転の病理が解説されています。衛気は腎と胃で産生され、烝化した津液とともに三焦を通って全身に送られ、潅流・代謝されます。皮の衛気は朝、裏から胸を通って表出して目が覚め、夜、表から胸を通って裏…
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乳歯や若い永久歯は、象牙質が薄く歯の中心にある歯髄腔(歯の神経、血管が入っている)が大きいという構造的な特徴があります。そのため、虫歯が象牙質に広がると虫歯菌が簡単に歯髄腔に侵入していくことができるため、歯の神経に炎症(…
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下顎第2小臼歯の咬合面の中央に、歯の一部が塔のように突き出ている場合があります。これが「中心結節」で、歯の形態異常の一種です。中心結節は下顎の第Ⅰ小臼歯や上顎の小臼歯、大臼歯にも出現する場合があります。 中心結節は突き出…
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血の流通に障害をきたした状態が血瘀であり、漢方独自の概念です。血瘀の状態を血管のライブイメージングにより調べた論文です。血瘀に対して用いられる代表的な方剤である桃核承気湯、桂枝茯苓丸、当帰芍薬散が実験に用いられました。 …
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