ひぐち歯科、口腔外科・口腔内科メディカルインフォメーション |

電話:072-646-8445

2020年10月 の記事一覧

葉状乳頭

舌側面(舌縁)の後方にある、ヒダヒダの少し膨らんだ楕円形の部分を「葉状乳頭」といいます。舌がんとよく似た形態ですが、葉状乳頭は舌の正常な一組織であり、病気ではありません。 たとえば大臼歯で葉状乳頭を噛んで傷つけたり、歯ブ…
≫続きを読む

≫葉状乳頭の続きを読む

冷え性

飲食物として胃から摂取される気から血や水が生成されます。血が不足すると(血虚)、血行により届けられる熱が不足し、冷えが生じます。水が過剰となると(水滞)、熱が奪われ、冷えが生じます。血が滞っても(血瘀)、末梢の血行が悪く…
≫続きを読む

≫冷え性の続きを読む

歯痕

歯痕は「舌圧痕」ともよばれ、舌の側面や先がギザギザした形に変形したものです。これは歯をくいしばり、舌に強く押し当てることによって歯型が付いたものですが、同様の型が頬粘膜にも付いている場合があり、それも歯痕に含まれます。 …
≫続きを読む

≫歯痕の続きを読む

合病と併病

太陽病と少陽病の併病に対して柴葛解肌湯が有効であった症例報告です。柴葛解肌湯は葛根湯と小柴胡湯加桔梗石膏の構成生薬を合わせたものでできています。 『傷寒論』に合病と併病について解説があります。合病とは病気の本体は一つの病…
≫続きを読む

≫合病と併病の続きを読む

昼夜逆転

江部洋一郎著『経方医学』に昼夜逆転の病理が解説されています。衛気は腎と胃で産生され、烝化した津液とともに三焦を通って全身に送られ、潅流・代謝されます。皮の衛気は朝、裏から胸を通って表出して目が覚め、夜、表から胸を通って裏…
≫続きを読む

≫昼夜逆転の続きを読む

中心結節

下顎第2小臼歯の咬合面の中央に、歯の一部が塔のように突き出ている場合があります。これが「中心結節」で、歯の形態異常の一種です。中心結節は下顎の第Ⅰ小臼歯や上顎の小臼歯、大臼歯にも出現する場合があります。 中心結節は突き出…
≫続きを読む

≫中心結節の続きを読む

微小循環状態

血の流通に障害をきたした状態が血瘀であり、漢方独自の概念です。血瘀の状態を血管のライブイメージングにより調べた論文です。血瘀に対して用いられる代表的な方剤である桃核承気湯、桂枝茯苓丸、当帰芍薬散が実験に用いられました。 …
≫続きを読む

≫微小循環状態の続きを読む

ページの一番上へ