『つむじまがりの神経科学講義』
口腔内外の痛みやしびれ、違和感、異常感などを訴える患者さんの診療を日々続けています。神経の感覚低下や感覚過敏、筋肉の凝り、口腔粘膜の乾燥などの他覚所見が見られる場合もありますが、本人の訴え以外に何も異常が見いだせず、どこ…
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口腔内外の痛みやしびれ、違和感、異常感などを訴える患者さんの診療を日々続けています。神経の感覚低下や感覚過敏、筋肉の凝り、口腔粘膜の乾燥などの他覚所見が見られる場合もありますが、本人の訴え以外に何も異常が見いだせず、どこ…
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「物忘れが激しい」といえば認知症が心配になります。認知症にならない予防策や認知症になっても進行を少しでも遅らせる方法がないものかと、盛んに研究されています。脳トレに関してもさまざまな研究が実施されましたが、ほとんどが「効…
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どのような記憶も時間がたてば薄れていき、やがて忘れてしまいます。しかし、忘れたくても忘れられない、忘れていても思い出してしまうという問題も存在します。心的外傷後ストレス障害(PTSD:Post Traumatic Str…
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グルタミン酸はアミノ酸のひとつですが、脳の神経細胞を興奮させる働きがある神経伝達物質でもあります。シナプス後細胞に発現するイオンチャンネル型グルタミン酸受容体にはNMDA受容体やAMPA受容体は神経科学の論文にたびたび登…
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デジタル化とデジタル・トランスフォーメーション 大阪大学歯学部同窓会主催「デジタルテクノロジーと歯科臨床」のセミナーを受講しました。歯科の領域にもデジタルの波が押し寄せてきています。デジタル・トランスフォーメーション(D…
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「もう歯を抜くしかないですね」「神経も抜き取る必要があります」と歯科で宣告された場合、あなたならどうしますか?「歯は抜きたくない。神経を抜くなんて絶対イヤ」と内心、たちまち拒否反応が起こるのではないでしょうか。しかし専門…
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「子どもの頃に治療した歯の治療がとても痛かった」 「それ以来、歯の調子が悪くても歯の治療を受けないように我慢している」 「もし歯の治療を受けることになれば、前と同じように痛い目にあう」 「そのような治療は耐えられそうにな…
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病院以外の場所で突然心停止を来たした場合に市民によるAED使用で救急隊が駆けつける前に自己心拍再開を認める場合があります。AEDを使用しても自己心拍が再開しなかった場合とAEDを使わずに心肺蘇生を続けた場合とでどちらの予…
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舌痛症とよく似た疾患概念であるBurning mouth syndrome(BMS)の英文総説59編を集めて分析した論文です。59編中で、論文の抽出方法の記載があったものは16編でした。16編の論文から効果が高い治療法を…
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非歯原性疼痛に対して歯の治療をすることは基本的にお勧めできません。薬物療法、認知行動療法ということになるのですが、薬物療法には副作用が付きまといます。123名の患者に対して行った薬物療法を後ろ向きに調べた報告です。 アミ…
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