2023年2月 の記事一覧
患者ホワイトボード
和嶋浩一先生が患者の解釈モデルを理解するためのツールとして「患者ホワイトボード」に記入してもらう方法があることを紹介されました。スタンフォード大学医療センターで患者ホワイトボードを用いて患者の解釈モデルを調査した論文があ…
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歯肉がん
歯周病や虫歯が原因で炎症を繰り返している歯の周りにできやすく、合わない入れ歯の下の粘膜にも発生することがあります。症状は歯茎が腫れて出血する場合が多く、潰瘍ができることもあります。また、歯肉がんによってアゴの骨が溶けて歯…
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歯髄壊死とフェネストレーションを起こしている左上犬歯
お問い合わせ内容: 初めまして。3年前に右の鼻の横を触ると痛いことに気づき歯医者へ行きました。XP,CTをとりましたが虫歯はなく、歯茎に膿がたまっているようで歯髄も死んでいるとのことで犬歯の根管治療を行いました。なかなか…
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仮説演繹法
日本口腔顔面痛学会前理事長の和嶋浩一が口腔顔面痛の診断法について解説されました。臨床診断推論にはパターン認識法と仮説演繹法を用います。仮説演繹法は次の5つの順番に進めていきます。 包括的病歴採取 医療面接、構造化問診、セ…
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歯周病とはどのような病気ですか?
歯の周りに付着した歯垢や歯石には、無数の歯周病菌が繁殖しています。これらの菌が出す毒や酵素が歯の周りの歯茎を傷めつけることにより、冷たい物がしみたり、歯茎の腫れや出血といった症状を引き起こすのが歯周病という病気です。歯周…
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エコーガイド下筋膜リリース注射
左合徹平先生(九州歯科大学歯科麻酔科)は筋筋膜痛について講演されました。筋肉の圧痛部位に索状硬結を振れる場合はトリガーポイント注射を打ちます。索状硬結を振れない場合はエコーガイド下筋膜リリース注射を行います。 筋肉をエコ…
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歯の変色の原因は?
皮膚や髪の色が人それぞれ違うように、歯の色にも個人差があります。歯の色は元々白ではなく少し黄色がかっており、年齢とともに黄ばみが強くなっていくものです。しかしながら、これらの自然な生理現象とは異なる歯の変色があります。 …
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ハッチンソン徴候
中松耕治先生(飯塚病院歯科口腔外科)の「口腔顔面痛に役立つ神経解剖学」の講演中に紹介されたのがハッチンソン徴候(Hutchinson’s sign)でした。ハッチンソンといえば先天梅毒に特徴的な3つの特徴であ…
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磁性アタッチメント
残存しているご自身の歯に磁石と相性のいい磁性金属(キーパー)、また義歯側には超小型歯科用磁石を取り付けることにより、ガタツキのないぴったりとフィットした義歯の実現が可能になりました。なお構造上、歯根が残っていない方にはこ…
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