研究倫理の最近の動向
人を対象とした医学研究を行う際には倫理審査を受けて承認してもらう必要があります。承認後には年に1回の研修を受講することも必要とされています。4学会合同学術大会でも研究倫理の講演があったので、後日のオンデマンド配信で拝聴し…
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人を対象とした医学研究を行う際には倫理審査を受けて承認してもらう必要があります。承認後には年に1回の研修を受講することも必要とされています。4学会合同学術大会でも研究倫理の講演があったので、後日のオンデマンド配信で拝聴し…
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螺良恭弘先生(獨協医科大学口腔外科学講座)の発表です。顎骨骨髄炎は細菌感染によって引き起こされる病気ですが、中には細菌感染がない顎骨骨髄炎もあります。そのため、顎骨骨髄炎に対して通常用いる抗生物質は役に立たず、発表された…
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「口腔乾燥症新分類と唾液の質的変化」のシンポジウムでの津島文彦先生(東京医科歯科大学口腔腫瘍外科学分野)の講演です。ドライマウスは唾液の量的変化(減少)か質的変化が生じる疾患です。 量的変化 唾液分泌量の減少 質的変化…
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獣医師である杉谷博士博士(日本どうぶつ先進医療研究所)の講演です。唾液がネバネバして気持ち悪いと訴える患者さんがいます。唾液には多種類のタンパク質が含まれていて、これらの濃度が高くなるとネバネバするようです。 唾液に含ま…
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北海道医療大学口腔内科の安彦善裕教授の講演です。ドライマウス患者の多くは慢性ストレスを抱えています。慢性ストレスがドライマウスの本態と言っても過言ではありません。慢性ストレスが加わると唾液タンパク質にどのような変化が生じ…
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舌痛症患者の病理組織標本を観察すると、舌の味蕾、粘膜上皮、上皮下組織に分布する細径神経線維の萎縮が見られました。神経障害の結果、神経線維が委縮したと解釈されました。しかし、この研究にも疑問点が存在します。研究対象となった…
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日本大学口腔内科学講座の今村佳樹教授の講演です。舌痛症の原因については諸説ありました、神経障害性疼痛であるという説が有力となった時期がありました。その根拠として、筋活動を観察した研究と病理組織標本を観察した研究があります…
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日本大学口腔内科学講座の野間昇教授の講演です。中枢感作している慢性疼痛患者に痛み刺激を加えると、当然ですが痛みを感じます。痛み刺激と同時に体の別の場所をさするといった条件刺激を加えると、痛みが軽くなります。これは下降性疼…
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学生時代に習った生化学の授業のひとつの大きなヤマはブドウ糖の代謝です。ブドウ糖は解糖系でアセチルCoAに代謝されてクエン酸回路に入り、エネルギー産生、CO2の産生、代謝水の生成、タンパクや脂質への変換、糖新生などの反応へ…
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佐藤淳先生(北海道大学口腔診断内科)が110篇の舌痛症の総説を元にして舌痛症の治療法のランク付けをしました。 1位 クロナゼパム局所療法 2位 α-リポ酸 3位 認知行動療法 低出力レーザーや舌プロテクターもトップ10入…
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