う蝕と歯周病の統合理論
デンマーク・オーフス大学歯学部保存科のBente Nyvad名誉教授と東北大学歯学部エコロジー歯学講座の髙橋信博教授の総説論文です。生理的な状態では、口腔内はpH 5.5–7.0と中性付近に保たれています。一方で、う蝕は…
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デンマーク・オーフス大学歯学部保存科のBente Nyvad名誉教授と東北大学歯学部エコロジー歯学講座の髙橋信博教授の総説論文です。生理的な状態では、口腔内はpH 5.5–7.0と中性付近に保たれています。一方で、う蝕は…
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歯科医師や歯科衛生士が診療中に感じる異変があります。日々患者さんのお口を見ている私たちだからこそ感じ取ることができる、口腔機能低下症のサインを紹介します。 口腔粘膜が乾燥している 食物をしっかり噛むときに使う舌や歯、口唇…
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ラヌーラ(ガマ種)は口腔底が風船のように膨らむ病気で、内部には唾液が溜まっています。ラヌーラには溢出型嚢胞と貯留型嚢胞の2種類があります。溢出型嚢胞は外傷や機械的刺激によって唾液腺組織(導管)が傷つき、周囲の粘膜下組織に…
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夜間の歯ぎしりは家族に迷惑をかけるだけでなく、歯痛、知覚過敏、歯周病の悪化、歯の破折、詰め物やかぶせものの脱落、顎関節痛、筋痛、筋肉の凝りなどを引き起こします。歯ぎしりに対してはスプリント(ナイトガード)という装置を作成…
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より正確に判定できる「グルコセンサー」 人が肉眼で判定するより客観的で正確な判定ができる、それが「グルコセンサー」という機械を用いた判定法です。一定時間グミゼリーを噛むことは共通しますが、この機械はグミから溶け出したブド…
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ひぐち歯科クリニックでは、健康保険で口腔機能低下症の検査を実施しています。詳しく検査内容についてお知りになりたい方はおっしゃってください。 口腔機能低下症の検査 舌や口唇の動き(巧緻性や速度)の低下や筋力の低下を調べるこ…
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頬粘膜や下顎臼歯部後方の粘膜が白色と紅色が混じった変化が生じ、痛みを伴う病気が口腔扁平苔癬(OLP)です。この中で金属や薬剤などと原因がはっきりあるものは、口腔苔癬様病変(OLL)と分けて考えられます。 金属などの歯科材…
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低強度認知行動療法という言葉を知りました。従来型の認知行動療法は1回50分のセッションを1対1打行いますが、所要時間や方法を軽くしたもののようです。時間でいうと20~30分に短縮したものです。集団で行ったり、ネット上で行…
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両側舌縁部のヒリヒリ感を訴えて歯科を受診した症例です。長年うつ病の治療を受けていました。この患者さんの一番の主訴は下肢の痺れや腰痛だったので、牛車腎気丸が投与されました。2週間後にはしびれや痛み、夜間頻尿が改善し、5か月…
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虫歯を診察するためには、問題点を細部まで正確に見究める必要があります。実際の治療は高度かつ細かい作業の連続なので、優れた専用器具が必要不可欠です。 マイクロスコープ2歯科専用の顕微鏡であるマイクロスコープは虫歯の除去、レ…
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