認知行動療法では認知の歪みを見つけ出して、それを修正することが重要なポイントとなります。認知の歪みがあると、「出来事」に遭遇した際に「自動思考」が生じ、望ましくない「情動」を感じます。
口臭を心配している人を例にとって説明します。口の中がネバネバしてくると(出来事)、「口臭が生じているに違いない」という自動思考が生じ、「話し相手に自分の口臭がばれたらどうしよう」「話しかけられても口をあけて返事ができない」などと不安や怖れ、恥ずかしさといった情動が生じます。
口臭を心配している人を例にとって説明します。口の中がネバネバしてくると(出来事)、「口臭が生じているに違いない」という自動思考が生じ、「話し相手に自分の口臭がばれたらどうしよう」「話しかけられても口をあけて返事ができない」などと不安や怖れ、恥ずかしさといった情動が生じます。