舌痛症やドライマウス、口臭といった口腔内科疾患に対し、漢方薬がよく効く場合が多いのですが、今までの治療内容を一度よく調べてみようと思い、集計して みました。140種余りの漢方薬が保険で処方できるのですが、患者さんの病状や体質によって同じ病気、同じ症状であっても効く漢方薬が異なります。
今回の発表では、「患者さんの病状や体質」がどのようなものが多いのかを調べました。その結果、気血水弁証という分類法では「津液不足」が多く、臓腑弁証では「心・小腸」が多いということがわかりました。
— 小寺 修さんと一緒です。