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口腔扁平苔癬の症状

病気 2016年04月02日

口腔扁平苔癬は白斑や紅斑が左右対称に見られます。好発部位は頬粘膜であり、同時に舌、歯肉、口底、口蓋、下唇といった粘膜にも病変が出現すること が少なくありません。その肉眼的な形状の違いから下記のタイプに分類されますが、実際には複数の型が混在することがよくあります。

  • 網状型      白色で網目状、レース状、線状に変化する
  • 白色部分以外は赤みを帯びる
  • 斑状型       粘膜の一部が一様に白く変化する
  • 舌背、頬粘膜に多い
  • 丘疹型       白い点状の変化
  • 萎縮型(紅斑型)白線で囲まれた部分が赤く萎縮する
  • びらん型(潰瘍型)
  • 白線で囲まれた部分が赤く萎縮し、一部の粘膜の表面が破れてびらんや潰瘍ができる
  • 水疱型       水泡ができ破れると糜爛や潰瘍となる


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