名古屋市立大学病院いたみセンターで慢性疼痛患者に対して実施されている集団心理療法が「のびやかプログラム」です。このセンターには麻酔科、整形外科、リハビリ科、精神科からスタッフが集まって来ています。
のびやかプログラムはアクセプタンス&コミットメント・セラピー(ACT)を用いて3~6名の患者を集めて行われます。週1回、計7回で1コースとなり、3か月ごとにコースを繰り返します。
このプログラムでは痛みの軽減を目標とせず、価値の創出や活動の活性化を目標とします。痛みの破局化から抜け出すことも重要で、コースの後半ではマインドフルネスも実施されます。