台風24号が迫り午後から公共交通機関がストップしそうな情勢の中で9月のTAO東洋医学会が開催されました。いつもは全国から参加者が集まりますが、参加者が大阪近辺の人に限られた寂しい会でした。早く終わらなければ皆帰れそうになく、午前、午後合わせて5時間の講義が午前の3時間に短縮されました。
前半の邵輝先生の講義は「三叉神経痛」でした。三叉神経痛は風邪(ふうじゃ)が血分を犯して発症します。後半は小林宏先生の「補血剤2」の講義でした。補血剤1と補血剤2の違いは地黄が入っているかいないかの違いです。補血剤1は地黄と芍薬が入っている四物湯とその発展処方です。補血剤2は地黄か芍薬が入っていないさまざまな方剤です。