神戸で鍼灸院を開業している松岡佳余子先生は高麗手指鍼(しん)の専門家です。高麗手指鍼は1975年に韓国で開発された針治療の体系です。頭、耳、足…いずれもそうですが、手にも全ての経絡が通っているため、手に針やお灸を打つことで全身の病気に対応できます。 針を打つ前にまず、手相診で体の状態を判断します。手相診では占いで使う掌紋の形態だけでなく、手の色や張り、指の形なども含めて観察します。