中医学は陰陽二元論と五行思想を理論背景として成り立っています。五行思想とはこの世界を形作る全てのもの、自然、社会、人間などは木、火、土、金、水の五つの元素から成り立つという考えです。人体に当てはめると木は肝、火は心、土は脾、金は肺、水は腎となります。
大阪市で鍼灸院を開業している新城三六先生は五行思想ではなく、七星論を用いて鍼灸治療を行っています。七星とは太陽、水星、金星、地球、火星、木星、土星のことであり、太陽は陽、他の6つの惑星は陰となります。臓腑や経絡がそれぞれこの七星のいずれかに当てはまり、身体各部それぞれにこの七星に関連するツボがあります。