自分では口臭が気になるのに、誰もわかってくれません・・
他人は感知できない、自分だけが感じる口臭を「自臭症」といいます。本人は自分の口のニオイが気になって思いつめてしまい、常にニオイの不安に取り付かれているのですが、家族や友人、医療従事者でさえもそれを理解してくれない場合があるのです。自臭症は、通常口臭恐怖症として取り扱われ、症状が進むと口臭ノイローゼや対人恐怖症へと悪化する可能性があるため、原因療法と精神療法が必要となります。
また、口臭を気にするあまり必要以上に歯を磨いて歯茎を傷つけたり、常に緊張した心理状態からお口の中が乾き、ますます悩みを深めてしまいがちです。従って、できるだけリラックスを心がけ、正しいケアの方法と正しい知識を身につけることが肝心です。ぜひ、口臭外来を受診して悩みを克服しましょう。