慢性的な痛みを持つ人にとって「その痛みをどのようにしてコントロールするか」、言い換えると「どうやって痛みと上手に共存していくか」について考えることは、重要なテーマです。従って、下記に紹介した方法を参考に、できるだけ本来の生活を取り戻すための方法を見つけましょう。
(4)積極的に趣味に打ち込む
慢性痛を持つ人のほとんどがこれまで続けてきた趣味や外出、旅行などを避けて家に引きこもりがちになり、ますます痛みを感じやすい状況を作り出しています。しかし痛みを克服するためには、逆に外へ出て積極的に活動することが必要なのです。
(5)生活リズムを崩さない
痛みが長引くと、家事を放棄したり仕事を辞めたりするケースが目立ちますが、生活のパターンが崩れると一日中痛みのことばかりを考えてしまいます。もちろん、それでは逆効果です。痛みを理由に予定をキャンセルしたりせず極力通常の生活を続け、やるべきことはきちんと行うようにしましょう。また、痛みを家族間の話題にすることはできるだけ避けましょう。