抗菌性のポリマーであるMDPB(12-methacryloyloxydodecylpyridinium bromide)とMPC (2-methacryloyloxyethyl phosphorylcholine)を併用する研究です。MPCはタンパク質や臍オブが付着しにくいため、人工股関節やコンタクトレンズのコーティング剤として用いられています。
レジンにMPCを配合すると唾液タンパクや細菌が付着しにくくなり、バイオフィルム(歯垢)が形成されにくくなります。MDPBとMPCの二つの機能のより、抗菌性が高いレジンを開発できます。