大阪大学吹田キャンパスの一番隅、阪大病院と生命機能研究科の奥にひっそりとCiNetと書かれた建物が佇んでいます。6年前にできた比較的新しい建物で、国立研究開発法人 情報通信研究機構(NICT)と大阪大学に所属している研究センターです。CiNet(脳情報通信融合研究センター)では国際電気通信基礎技術研究所(ATR)の研究者も参加しているそうです。
センター長の柳田敏雄教授はfMRIを用いて脳の働きを研究しています。脳で知覚した(エンコーディング)情報を文章として取り出すこと(デコーディング)ができるようになって来たということでした。脳情報の研究を着実に進めれば、2030年ごろに人工脳が構築できるだろうということでした。
http://www.fbs.osaka-u.ac.jp/labs/yanagida/pg10.html