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疼痛性障害の特徴

症状・病態 2020年06月20日

●深刻な疼痛(ズキズキとうずくような痛み)が身体の1ヵ所以上にある
●痛みそのものが仕事や社会生活に支障をきたしている
●痛みの原因や程度、再発などにおいて心理的要因が深く関与している
●痛みは本人による虚偽の発言や演技ではない
●痛みは感情障害や不安障害、その他精神病の一症状として説明できるものではない
一方、2009年1月にニュースで取り上げられた「ミュンヒハウゼン症候群」の場合は、身体上の痛みが全くないにもかかわらず本人が病気の振りをして、あちこちの病院を渡り歩くといった行動を取ります。これはかつて医療従事者に親切にされた経験から、いつも自分に対して注目を集めたい、たとえ仮病で受診してでも同情されたいという願望からのもので、本物の痛みに苦しむ疼痛性障害とは全く別の病気です。

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