持続性神経障害性疼痛では三環系抗うつ薬か抗てんかん薬(プレガバリン)のいずれか、もしくは併用が第1選択となります。特発性歯痛の場合は三環系抗うつ剤が第1選択となります。これらの薬で十分な治療効果が得られない場合、以下のような治療が試みられています。私もいろいろな治療を日々試みています。
●抗うつ薬
SNRI(セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬)
SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)
●抗てんかん薬
プレガバリン
ガバペンチン
カルバマゼピン
クロナゼパム
ラモトリジン
フェニトイン
クロチアゼパム
(私の場合は最近ミロガバリンをうく機会が増えていますが、新しい薬なのでこのガイドラインには記載されていません)
●アセトアミノフェン
●トラマドール
●アリピプラゾール
●リスペリドン
●フェノチアジン系
●バクロフェン
●バルプロ酸
●炭酸リチウム
●オピオイド
オキシコドン
ハイドロコドン
モルヒネ
フェンタニル
リドカイン局所投与
カプサイシンクリーム
●NMDA阻害薬
ケタミン
アジマリン
●漢方薬
●局所麻酔薬の注射
●αリポ酸
●MAO阻害薬
●フェントラミン
●星状神経節ブロック
●ATP持続点滴療法
●ヒト免疫グロブリン静注療法。