症状の初期には痛みが見られますが、顎の関節の痛みだけではなく、顎の周囲にも痛みを感じることが特徴です。また、口の開閉や食べ物の咀嚼に関係している筋肉の痛みが加わると、筋緊張性の頭痛や首・肩の凝りが引き起こされる場合もあります。これらの痛みが顎を動かすと襲ってくるのです。
関節痛は顎関節の滑膜、円板後部組織、関節靭帯、関節包の炎症や外傷によって生じます。筋痛は筋筋膜痛ともいい、筋痛が生じる原因として以下が推測されます。
筋肉の過剰使用
筋肉の虚血
交感神経反射による血液供給、筋緊張の変化
心理的状態の変化
筋肉の虚血
交感神経反射による血液供給、筋緊張の変化
心理的状態の変化