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ドライマウスに対する対処法

論文・記事 2021年05月18日

欧州リウマチ学会議(EULAR)が2020年に発表した治療指針です。シェーグレン症候群の際の口の渇きの程度を3段階に分け、それぞれの治療法を提案しています。まず安静時唾液分泌量が1分間に0.1ml以上あれば治療の必要がないとしています。0.1ml未満の場合は次に刺激時唾液分泌量を調べます。1分間に0.7ml以上あれば経度、0.1~0.7mlであれば中等度、0.1ml未満を重度とし、重度では人口唾液を用います。経度や中等度の場合は唾液分泌を促す試みや薬物療法を検討します。症状が改善しない場合は、粘液溶解薬(アセチルシステイン)、利胆薬、電気刺激を行います。
Ramos-Casals, Manuel, et al. “EULAR recommendations for the management of Sjögren’s syndrome with topical and systemic therapies.” Annals of the rheumatic diseases 79.1 (2020): 3-18.
https://ard.bmj.com/content/annrheumdis/79/1/3.full.pdf



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