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しゃっくり

学会・研究会 2022年04月05日

円山先生の2症例はいずれもしゃっくり(吃逆)が頻繁に出るというものでした。2症例ともに脾腎陽虚の体質であることに加えて、冷たいものを好んで飲み食いし、胃が冷えて吃逆が生じていました。冷飲食を控えてもらい、人参湯と呉茱萸湯を内服すると、すみやかに症状が軽減しました。

吃逆に対して中国では柿蒂湯や丁香柿蔕湯が用いられます。柿蒂湯の柿蒂とは柿のヘタのことで、日本でも小太郎漢方製薬からエキス剤が発売されています。

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