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口腔ガンの自覚症状とは?

診察法・検査法 2013年05月01日

一般的には、初期の口腔ガンには痛みや出血などの自覚症状はなく、硬いしこりや境界がはっきりとした腫瘍ができることで気がつきます。 また、口内炎と似ている場合もありますが、口内炎は触るとブヨブヨとやわらかく、ガンは硬いので見分けがつきます。ただし、なかなか治らない口内炎には注 意が必要です。
そこで、実際にご自身のお口の中にある病変が良性か悪性か心配な場合は、触ってみるとよいでしょう。その際、他 の部分と違って明らかに硬く触れる場合はガンの可能性がありますので、口腔外科の受診をお勧めします。一方、目を閉じて触るとどこにあったかわからなくな るほどのやわらかいしこりは、悪性の可能性はまずないといえるでしょう。例えば、舌ガンができやすいのは舌の両脇の部分で、尖端や真ん中は少ないもので す。また、舌の奥には有郭乳頭や葉状乳頭とよばれる正常な突起物があり、これらをガンと勘違いする方もいらっしゃるようです。その他、お口の天井部分や下 の歯茎の内側には正常な骨の突起があり、こちらもまた勘違いされやすいようです。

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