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むし歯とむし歯予防のための食生活について

診察法・検査法 2013年12月12日
むし歯とは、口腔内に棲息する様々な細菌が歯に付着して酸を生 成することにより、歯を溶かした(歯のカルシウム分が溶け出した=脱灰した)状態のことをいいます。通常この現象はお口の中のpHが5.5以下の強い酸性 状態になった場合に起こります。お口の中も含めて人間の体はpH7前後の中性状態に保たれていますが、食事を摂ったり飲み物を飲んだ後はpHが急激に低下 し、5.5以下の酸性状態となります。この状態が続くと歯が脱灰されて虫歯ができてしまうのですが、幸いなことに唾液には緩衝作用(酸性やアルカリ性の状 態を中性に変化させて保つ働き)があり、飲食後の酸性状態を速やかに中性状態へと戻してくれます。見方を変えると、むし歯の進行は唾液の量や緩衝能力といっ た個人の体質に左右され、大きな差が生じるということができます。
 
いまお話した通りむし歯は人間特有の病気であり、食生活と の密接な関連性が指摘されています。そこで、次にむし歯予防の基本となる食生活についてお話しましょう。まず第1のポイントは糖分の摂取頻度を抑えること、 つまりだらだらと飲んだり食べたりしないことです。次に第2ポイントとして、就寝前に飲食しないことが挙げられます。睡眠中は唾液の分泌が減り、むし歯にな りやすい危険な時間帯だからです。
 
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