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カプセル内視鏡

診察法・検査法 2014年04月08日

茨木市歯科医師会の講演会でカプセル内視鏡について勉強しました。カプセル内視鏡といえば小腸の状態を調べるものだと思っていました。小腸は胃カメラや大 腸ファイバーでは見えないブラックボックスだったのですが、カプセル内視鏡が開発され小腸内部の様子が観察できるようになったということは知っていまし た。
講演を聞いてはっきりしましたが、確かに最初に開発され、実用化したのは小腸用カプセル内視鏡だそうです。カプセルを飲み込んで数時間すれば小腸に入り、1秒間に2枚の割合で写真を撮って送信してくれます。
医工学の進歩は目ざましく、今では食道用や大腸用のカプセル内視鏡も実用化されていることを知りました。肛門からカメラを入れることが辛い人でも、カプセルを飲み込むだけで、大腸癌ができていないかどうか調べることができるようになっています。

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