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18 呼吸法の研究

呼気は鼻で吸い、呼気は吸気の2倍以上の時間をかけて腹式呼吸で吸うという呼吸法の効果を研究されました。効果の指標として、唾液のアミラーゼ活性、動脈血酸素飽和度(SPO2)、 収縮期血圧、心拍数が呼吸法の前後に測定されました。
その結果は注目すべきものでした。笑気鎮静法や静脈内鎮静法に引けを取らないほどの生理的な効果や心理面への効果が確認されました。1分以内に効果が発現するというのも特筆すべきで、笑気鎮静法や静脈内鎮静法よりも早くから効果が見られました。特別な器材が要らない呼吸法は歯科治療恐怖症や嘔吐反射に対して強力な武器になりそうです。

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