口腔外科医と精神科医が精神科リエゾンコンサルテーション歯科外来で一緒に診察した舌痛症34症例が報告されました。精神科の診断名は心気症、鑑別不能型身体表現性障害 、痛性障害、うつ病などでありました。
舌痛という自覚症状のみで他覚的な異常が見られなかった症例では心気症が多く、治りやすい傾向にありました。一方で、舌痛という自覚症状と他覚的な所見に食い互いがあった自覚他覚解離型の症例では治療が難航することが多いという結果でした。
写真: 精神科リエゾンコンサルテーション歯科外来にて診察した舌痛症の検討 中九木康一 口腔外科医と精神科医が精神科リエゾンコンサルテーション歯科外来で一緒に診察した舌痛症34症例が報告されました。精神科の診断名は心気症、鑑別不能型身体表現性障害 、痛性障害、うつ病などでありました。 舌痛という自覚症状のみで他覚的な異常が見られなかった症例では心気症が多く、治りやすい傾向にありました。一方で、舌痛という自覚症状と他覚的な所見に食い互いがあった自覚他覚解離型の症例では治療が難航することが多いという結果でした。