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慢性痛診療が行き詰ったとき

学会・研究会 2022年05月10日

大野裕先生(国立精神・神経医療研究センター認知行動療法センター顧問)がグループワーク後の質問に対して回答されました。慢性痛に対して治療を試みても一向に改善しない場合、このようなことは実際よくあります、どのように対処するかです。

大野先生のコメントはスタッフへのアプローチとアスピレーションでした。慢性痛が改善しないとスタッフもこの人は治らない人とみなして対応しがちです。その雰囲気は患者さんにも伝わってしまいます。スタッフにあきらめない気持ちを持ってもらうことが大切です。

 

アスピレーションとは情熱、希望、夢を意味します。慢性痛に苛まれてこのようなアスピレーションを患者さんは失っています。これを思い起こし、よい方向に進んでいこうという気持ちを持ってもらいます。

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