舌にヒリヒリした慢性的な痛みやしびれた感覚が続くことから、やけどや銀歯のこすれが原因と思っていたら何週間経っても良くならず見た目にも異常がない、このような症状を舌痛症といいます。当然、うがい薬や鎮痛薬、カンジダ症の治療薬では効果がないため、舌の癌ではないかと心配を募らせてしまう場合もあります。舌痛症は神経痛に近い病気で、痛みを伝達して知覚する神経回路に何らかの障害が発生していることが原因であり、たとえば睡眠不足や体調不良、疲労などにより口腔の痛みの感覚に問題が生じていると考えられます。
舌痛症とは
症状・病態 2022年04月13日