講師は東京医科歯科大学大学院歯科心身医学分野の豊福明教授でした。豊福先生は三環系抗うつ薬のアミトリプチリンの「治療窓」について説明されました。
治療窓とは効果が出現し始める容量から副作用が治療効果を上回る容量までの間の容量の幅のことです。容量とは別に治療時間(時期)についても治療窓の用語を使います。
Hampton Atkinson, J., et al. “Is there a therapeutic window with some antidepressants for analgesic response?.” Current pain and headache reports 13.2 (2009): 93-99.