病院以外の場所で突然心停止を来たした場合に市民によるAED使用で救急隊が駆けつける前に自己心拍再開を認める場合があります。AEDを使用しても自己心拍が再開しなかった場合とAEDを使わずに心肺蘇生を続けた場合とでどちらの予後がよいのかを比較転倒した研究です。
総務省消防庁によるウツタイン様式救急蘇生統計データを用いて、国立循環器病研究センターの研究者が解析しました。その結果、AEDを用いた方がよいことが分かりました。
Nakashima, T., Noguchi, T., Tahara, Y., Nishimura, K., Yasuda, S., Onozuka, D., … & Ikeda, T. (2019). Public-access defibrillation and neurological outcomes in patients with out-of-hospital cardiac arrest in Japan: a population-based cohort study. The Lancet, 394(10216), 2255-2262.