グルタミン酸はアミノ酸のひとつですが、脳の神経細胞を興奮させる働きがある神経伝達物質でもあります。シナプス後細胞に発現するイオンチャンネル型グルタミン酸受容体にはNMDA受容体やAMPA受容体は神経科学の論文にたびたび登場します。
NMDAはN-メチル-D-アスパラギン酸(N-methyl-D-aspartic acid)の略であり、AMPAはα-アミノ-3-ヒドロキシ-5-メチル-4-イソオキサゾールプロピオン酸(α-amino-3-hydroxy-5methyl-isoxazole-4-propionate)の略です。NMDA受容体やAMPA受容体は脳に実在するので、NMDAやAMPAも当然脳に実在するものと思っていました。ところがそうではないようです。NMDAやAMPAも人工的に作られたそうです。なぜそんなことになっているのか、私にはわかりません。
NMDA受容体に関しては私が運営する口腔外科のサイトでも解説しています。