口腔カンジダ症の症状を呈するものの中には、若年者に発症し、消化管、外性器、皮膚、爪などにも症状が出現する特殊なものがあります。この病気を「慢性皮膚粘膜カンジダ症」といい、細胞性免疫を担当するTリンパ球の一種であるTh17の機能に異常が生じます。その結果、皮膚や粘膜の免疫力が低下し、カンジダ菌が増殖します。
慢性皮膚粘膜カンジダ症
論文・記事 2022年08月02日
口腔カンジダ症の症状を呈するものの中には、若年者に発症し、消化管、外性器、皮膚、爪などにも症状が出現する特殊なものがあります。この病気を「慢性皮膚粘膜カンジダ症」といい、細胞性免疫を担当するTリンパ球の一種であるTh17の機能に異常が生じます。その結果、皮膚や粘膜の免疫力が低下し、カンジダ菌が増殖します。