大阪大学主催のAIシンポに引き続き、荒瀬由記先生の話を聞きました。
診療中に医療者が患者と交わす会話の中で、医療者が患者の語りに「共感」したり、「共鳴」したりすることは大事なことです。この共感を人工知能でもできるようにしようというのが、荒瀬先生の取り組みです。
このような共感は商品やサービスの販売にもつながる可能性があります。そのため、企業から共同研究の打診が多く来ているそうです。いまのところ、医療においても経済活動においても、実用できる対話ソフトの開発にはかなり大きな障壁が幾重にも立ちはだかっているそうです。