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急即治其標、緩即治其本

論文・記事 2022年09月26日

7月の中医学講座です。尹国有先生の『中医弁証 常見病典型案例評析』は慢性気管支炎の5症例目です。受診時に呼吸が苦しいなどの症状があったため、まずはその症状の改善を小青竜湯加減で行いました。症状が落ち着いてから、根本的に体質の改善を図り、再発予防策を講じました。その方剤は左帰丸と右帰丸でした。

このように表面的な症状をまず改善し、その後に本質的な問題を解決することを「急即治其標、緩即治其本」といいます。

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