2年前からのどの違和感が続いていました。「耳鼻咽喉科を受診しMRIの検査を受けたが異常ないと言われた。内科では胃内視鏡検査を受け逆流性食道炎と診断された。1か月間薬物療法を受けたが症状は改善しなかった。婦人科も受診し、更年期障害を疑われ、半夏厚朴湯を2週間内服したが、症状は改善しなかった。3か月前に舌の痛みが出現した」という経過で来院されました。
咽喉頭異常感症と舌痛症と診断し、桂枝加竜骨牡蠣湯の内服を開始しました。17日後の再診時には、「症状がかなり改善し、たまにのどの違和感を覚える程度になった。舌痛も軽快し、口腔乾燥感やネバツキは消失した」とのことでした。