福島県立医大の慢性腰痛リエゾンアプローチで用いられる心理テストの中に「BS-POP」があります。「整形外科患者における精神医学的問題を知るための簡易問診票」の略語ですが、患者が記入するパート(10問)と治療者が記入するパート(8問)があってユニークです。BS-POPからは以下のことが判定できます。これらの結果を総合すると、整形外科治療に対する患者の満足度を予見できます。
BS-POP患者用
抑うつ(気分、身体、疲労感)
イライラ
睡眠障害
BS-POP治療者用
診察上の問題(過大な訴え、イライラ感)
人格障害(率直、強迫)