厚生労働省が組織する災害派遣医療チーム(DMAT)には歯科関係者がたった1人しかいません。その1人である歯科衛生士がコロナ禍の初めの都市である2020年に旭川市で複数のクラスターが発生した際に、現場の1つである病院に派遣されました。多数の陽性者や死者が出る中で病院のスタッフは疲弊し、レッドゾーン、グリーンゾーンのゾーニングもできなくなっていました。病棟内のゾーニングを廃止し、病棟ごとのゾーニングに改めるなどして感染拡大防止に努めました。
DMAT所属の歯科衛生士
学会・研究会 2023年12月14日