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吃音に対する認知行動療法

学会・研究会 2024年05月10日

低強度認知行動療法という言葉を知りました。従来型の認知行動療法は1回50分のセッションを1対1打行いますが、所要時間や方法を軽くしたもののようです。時間でいうと20~30分に短縮したものです。集団で行ったり、ネット上で行ったりするものもあるようです。

1回目
初診の医療面接や吃音に対する診察、検査、質問紙検査

2回目
吃音に対する心理教育、ソクラテス式質問を用いた認知再構成

3回目
吃音に対する回避行動に対するエクスポージャー・反応妨害

4回目
吃音に対する注意集中を軽減させるためのトレーニング

5回目
吃音に対する検査、質問紙検査、今後の方針の相談

富里周太. “耳鼻咽喉科医師が行う低強度認知行動療法.” 心身医学 63.3 (2023): 229-235.

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjpm/63/3/63_63.3_229/_pdf

吃音に対する認知行動療法

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