低強度認知行動療法という言葉を知りました。従来型の認知行動療法は1回50分のセッションを1対1打行いますが、所要時間や方法を軽くしたもののようです。時間でいうと20~30分に短縮したものです。集団で行ったり、ネット上で行ったりするものもあるようです。
1回目
初診の医療面接や吃音に対する診察、検査、質問紙検査
2回目
吃音に対する心理教育、ソクラテス式質問を用いた認知再構成
3回目
吃音に対する回避行動に対するエクスポージャー・反応妨害
4回目
吃音に対する注意集中を軽減させるためのトレーニング
5回目
吃音に対する検査、質問紙検査、今後の方針の相談
富里周太. “耳鼻咽喉科医師が行う低強度認知行動療法.” 心身医学 63.3 (2023): 229-235.
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjpm/63/3/63_63.3_229/_pdf