質問1
はじめまして 口腔内科のある歯科を探していました。今年1月から耳鼻咽喉科に通っています。歯科も口腔外科も診察は済ませています。耳鼻咽喉科先生は舌痛症と診断して頂き 漢方薬(白虎加人参湯)を飲んでいたりもしますが、いっこうに良くなりません。舌がピリピリする、頭痛(ズキズキ、ピリピリ感)、一番しんどいのが頬の裏側が腫れていて熱をもった感じがします。つばが飲みにくく、渋いような変な味がします。とてもしんどいです。日々はガムを噛んだり飴、氷を舐めたりたまに、ロキソニンを飲んだりします。
【回答1】口腔外科総合研究所 樋口均也
舌痛症を口腔灼熱症候群とも言いますが、痛みや熱感が舌粘膜や頬粘膜に生じているようですね。舌痛症に白虎加人参湯などの漢方薬が効くケースもありますが、よく使われるのは抗うつ薬や抗けいれん薬なので、一度試されることをお勧めします。
舌痛症以外にドライマウスや味覚障害、頭痛もありそうですね。ドライマウスに起因する口腔カンジダ症というカビの感染症による痛みの他、亜鉛不足や鉄不足から粘膜に痛みが生じることもあります。それぞれの問題について診察や検査、その結果に基づいた治療が必要でしょう。