精神科医の神庭重信九州大学名誉教授のランチョンセミナーです。精神疾患は血液検査などではなくて症状に基づいて診断されます。そのため、どうしても医療者の主観が混じり、客観的な診断が難しくなります。客観的な検査で調べられるよう…
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ブログ
精神疾患のバイオマーカー
口唇閉鎖力の測定方法
りっぷるボタンの穴にデンタルフロスを通し、次にりっぷるくんの測定軸の穴にも同じデンタルフロスを通して、りっぷるボタンとりっぷるくんをつなぎます。 りっぷるボタンを前歯と口唇の間にはさんで口を閉じます。 りっぷるくんから出…
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口唇閉鎖力測定器「りっぷるくん」
口呼吸や上顎前突(出っ歯)、前歯部がかみ合っていない開咬といった問題が生じる一番の原因は、唇の筋力が弱すぎて口を閉じられない、すなわち口唇閉鎖力が不足していることです。りっぷるくんは口唇閉鎖力を正しく測定する機械です。口…
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マインドフルネス認知療法と二重プロセス理論
シンポジウム「CBTにおける『認知』と『行動』」での佐渡充洋先生(慶應義塾大学保健管理センター )の講演です。認知プロセスには直感的、無意識に素早く実行されるシステム1と意識的じっくりと考えて実行されるシステム2がありま…
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口臭と口腔機能発達不全症
姿勢 プロフッシュはほぼ全員使用中 TCHを注意し、 コロコロガム法を実践することにより活動時(仕事中)の口臭を自覚しなくなった。不安のみあった。 自宅ではスマホを見る時間が長く、口臭を自覚することが多い。 低位舌では乾…
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自己臭恐怖
他人が感じない口臭を自分で感じ取ってしまい、出口の見えない悩みのトンネルに入り込む。このような精神疾患を「自己臭恐怖」といい、日本口臭学会によって「口臭不安」と「口臭妄想」とに分類されています。 口臭不安とは「不安障害」…
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CBT in Practice
ベック認知行動療法研究所のアレン・ミラー先生の海外招待講演です。認知行動療法では「自動思考」「構造化」「スケーリング」「行動計画」といった専門用語がたびたび出てきますが、アレン・ミラー先生の講演で強調されていた幾つかの言…
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大野裕先生のお話
日本認知療法・認知行動療法学は前身の研究会発足時から大野裕先生が長年にわたり牽引されてきたようです。今回の合同学会に参加し、大野裕先生の特別講演、イブニングセミナー、指定発言2件のすべてを拝聴しました。大野先生はこれらの…
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日本不安症学会/日本認知療法・認知行動療法学会
九州大学で開催された「2024年度日本不安症学会/日本認知療法・認知行動療法学会合同開催」に参加しました。参加者は心理士と精神科医がほとんどで、心理士が多数を占めていて比較的若く、精神科医は年配者が多い感じでした。一般演…
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口臭の原因となるにおい物質
口臭の原因となる物質は実に多種多様で、ガスクロマトグラフィー質量分析計により694種もの物質が検出されています(Velde、2009年)。中でも口臭の主な原因物質である揮発性硫黄化合物は、温泉で嗅ぐあの硫化水素の臭い、卵…
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