慢性疼痛に対する心理療法
奈良大学の柴田政彦教授が紹介された心理療法は、認知行動療法、痛み見直し療法、回復を目指した認知行動療法の3つです。 認知行動療法(Cognitive Behavioral Therapy) 痛みに関する「恐怖回避モデル」…
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奈良大学の柴田政彦教授が紹介された心理療法は、認知行動療法、痛み見直し療法、回復を目指した認知行動療法の3つです。 認知行動療法(Cognitive Behavioral Therapy) 痛みに関する「恐怖回避モデル」…
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怪我や炎症によって痛みが生じる侵害需要性疼痛、神経の損傷によって痛みが生じる神経障害性疼痛のいずれにも当てはまらない痛みがあることは以前からわかっていました。そのような痛みは脳機能の変調を伴っていて痛み以外に感覚過敏、睡…
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大庭伸介教授が紹介された個体発生と分化のモデルです。多分化能を持った細胞(図の球)は坂(ランドスケープ)を転がるようにして分化していきます。坂を転がる際に幾つかの分岐点から向かう先によってそれぞれ違う文化状態に到達します…
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大阪大学歯学部第一解剖学教室の大庭伸介教授の臨床談話会です。骨の元となる幹細胞として従来から骨髄間葉系細胞が研究されてきました。骨髄間葉系細胞には異なる性質の細胞があるため、純度が高い幹細胞として大場先生は骨格幹細胞、骨…
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風邪をひいたことで症状が悪化したため、苓桂朮甘湯加減で咳や痰に対する標治を行いました。5日後の再診時には咳や痰が軽減していましたが、胸のつかえや食欲不振が残っていました。栝楼薤白半夏湯加減に変更し、6週後には症状がなくな…
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7月の中医学研究会で3症例を発表しました。私の前に赤羽牧洋記念クリニック整形外科の東儀洋先生が1例発表されました。両変形性膝関節症、仙腸関節障害性腰痛の50代男性で、高血圧症、糖尿病、心房細動、心不全が合併していました。…
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歯科心身症の原因は不明とされ、演繹法や帰納法ではその原因を見つけることはできません。この論文ではアブダクションという方法を用いてその原因を探っています。 アブダクションは遡及推論とも呼ばれ、結果から遡って原因を推測する論…
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この本に紹介されている内容で、一番驚いたことは鹿皮のすごさです。義歯の仕上げ研磨では、チャモイスホイールという鹿皮を何枚も重ねた円盤状の器具を回転させて用います。 鹿皮の繊維は直径1.5nmと超極微細です。髪の毛の直径は…
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歯を削ってできた穴をレジン(樹脂)で直接詰めてなおすことがよくあります。このような詰め物をした部分はざらざらしているので、いろいろな器具を使って研磨し、ツルツルに仕上げます。この本は歯科で用いるさまざまな材料の表面を研磨…
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木本裕由紀先生が毎月主催されている中医学研究会に参加しました。東儀洋先生(赤羽牧羊記念クリニック)の症例は首から肩にかけての痛みが主訴でした。半年前から痛みが続いているとのことです。膩気虚(便秘、下痢、胃炎、胖大舌、沈細…
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