中医学講座
1月の中医学講座は癌の漢方治療とコロナの漢方治療についてでした。漢方薬と針治療で癌が縮小して瘢痕化したり、消失したりした症例のCT画像やPET画像が次々と登場しました。 癌の発生 正気不足、臓腑虚弱により微小癌組織が形成…
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1月の中医学講座は癌の漢方治療とコロナの漢方治療についてでした。漢方薬と針治療で癌が縮小して瘢痕化したり、消失したりした症例のCT画像やPET画像が次々と登場しました。 癌の発生 正気不足、臓腑虚弱により微小癌組織が形成…
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「うつ病は生活習慣病であり、非感染性慢性炎症性疾患である」というのが、WEB講義をされた井畑裕先生の考え方です。この3者は同じ現象をそれぞれ別の観点からみているだけだということです。 うつ病の臨床症状 食欲低下、睡眠障害…
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うつ病と亜鉛欠乏症が関連し、亜鉛補充によりうつ症状が改善するといった内容の講演会を聞きました。味覚障害や舌痛症の患者さんを血液検査してみると、亜鉛が低いことが多々あり、亜鉛を補充しています。そのような患者さんたちにうつが…
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偏 傾向 抓(そう) つかむ 疏(疎) 処方する 雍 塞ぐ 酌 考慮する 冒 覆う
合病とは異なる経が同時に邪を受けて同時に発病したもののことです。これに対して併病とは一つの経の病が治癒しないうちに他の経に伝経して、他の経の症状も見られるものをいいます。傷寒論に出てくる太陽と陽明の合病とは、太陽病経症の…
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半夏、人参、蜂蜜の三味からなる方剤です。半夏が水を捌き、人参が胃気を補い、蜂蜜が陰を補うとともに半夏の毒性や燥性を緩和します。併せると脾胃の気陰を補い、胃気を通降させることができるようにします。
毎回少しずつ読み進めてきた北京中医学院の劉渡舟教授の著書『劉渡舟験案精選』ですが、今回で最後のページに到達しました。今回は青盲(緑内障)です。 本症例の弁証は痰濁邪、上犯清陽、天気冒明でした。脾胃の気陰両虚により、水穀の…
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痛みがあると眠れなくなったり眠りの質が落ちたりします。また、睡眠不足になると痛みが強くなり、眠気も痛みを感じやすくする要因です。痛みを改善するために、睡眠衛生指導は欠かせません。 1.睡眠目標時間の適正化 2.起床・就寝…
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抗CGRP(カルシトニン遺伝子関連ペプチド)抗体薬の認可が下りたようです。商品名は「エムガルティ」(一般名:ガルカネズマブ〈遺伝子組換え〉)です。片頭痛の際の血管拡張を押えることで三叉神経への圧迫を抑え、痛みを和らげるの…
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今週木曜日に大阪大学口腔解剖学脇坂教授と口腔外科学古郷教授の最終講義が行われます。例年は大講義室に学生や元学生が多数詰め掛けますが、密を避けるために今年はオンライン配信が中心となります。 歯学研究科口腔科学専攻口腔分化発…
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