散寒薬
中医学の陰陽二元論の1つに表裏があり、裏は内臓など体の中を指します。寒邪が侵入したり、陽虚になったりする寒証で裏が冷えている際に暖める生薬が温裏薬であり、散寒薬ともいいます。貧しくて食べるものに事欠き、体が弱ると冷えて寒…
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中医学の陰陽二元論の1つに表裏があり、裏は内臓など体の中を指します。寒邪が侵入したり、陽虚になったりする寒証で裏が冷えている際に暖める生薬が温裏薬であり、散寒薬ともいいます。貧しくて食べるものに事欠き、体が弱ると冷えて寒…
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私は「各種口臭検査とセルフモニタリングによる認知行動療法を実施した口臭症治療の治療成績」という演題名で発表しました。私は口腔内科学会に所属していて、口臭も口腔内科の一分野だと捉えていたのでこの学会で発表してみました。他に…
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胸椎骨折で入院した整形外科で実施した血液検査で汎血球減少症が見つかった症例です。汎血球減少症の原因には脾機能、骨髄機能の異常や感染症など種々のものがありますが、抗核抗体、IgG、IgAが高値だったために自己免疫疾患が疑わ…
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臨床-病理検討会で歯肉に多発したびらん性病変について検討しました。このような症状が生じる病気として壊死性潰瘍性歯周炎、広範型重度慢性歯周炎、自己免疫性水疱症(類天疱瘡、天疱瘡)、全身性紅斑性狼瘡(SLE)、結核、梅毒、A…
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この学会にはCPCというセッションが設けられていました。CPCとはClinico- Pathological Conferenceの略で、臨床-病理検討会のことです。過去に勤めた松阪市民病院で病理解剖した症例の治療経過を…
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シンポジウム「口腔に症状が現れる全身疾患へのアプローチ」で自治医大皮膚科の出光俊郎教授が基調講演をされました。皮膚痺症状が現れる内臓疾患をデルマドロームといいますが、口腔に症状が現れる場合はオラドロームといえばどうかと提…
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コロラド大学歯学部口腔内科池田健太郎准教授による教育講演です。治療に用いた薬剤で口腔内に病変が生じた6例を紹介されました。 関節リウマチに抗TNF阻害剤が使用されていた症例に口腔潰瘍が生じ、その後肉芽形成が見られました。…
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奥羽大学歯科保存科高橋慶壮教授の教育講演で「診断の暗黙知を形式知へ」というサブタイトルがついています。診断プロセスには直観的思考と分析的思考があります。前者にはパターン認識とクリニカル・パールがあり、後者にはフレームワー…
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慶應義塾大学眼科の坪田一男教授の特別講演です。坪田教授の講演はドライアイ研究会やドライシンドローム学会で何度も聞きましたが、いつもがらっと違った話をされます。今回は老化の話と近眼の話でした。 LEDの光はブルーライトが中…
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円山医院(広島県竹原市)の円山信二先生の発表はいずれも食欲がない2症例でした。1例目は肝脾不和、肝熱に対して加味逍遥散、六君子湯、紅参末で治りました。2例目は肝火犯胃に対して左金丸(黄連と呉茱萸の2剤で構成)が有効ですが…
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