大野裕先生のお話
日本認知療法・認知行動療法学は前身の研究会発足時から大野裕先生が長年にわたり牽引されてきたようです。今回の合同学会に参加し、大野裕先生の特別講演、イブニングセミナー、指定発言2件のすべてを拝聴しました。大野先生はこれらの…
≫続きを読む
日本認知療法・認知行動療法学は前身の研究会発足時から大野裕先生が長年にわたり牽引されてきたようです。今回の合同学会に参加し、大野裕先生の特別講演、イブニングセミナー、指定発言2件のすべてを拝聴しました。大野先生はこれらの…
≫続きを読む
「親、成人、子どもの3つの自我状態が行動にどう反映するか」を機能的に分析すると、支配的親(CP)、養育的親(NP)、成人(A)、自由な子ども(FC)、順応した子ども(AC)の5つに分けることができます。これらの機能的な自…
≫続きを読む
交流分析とは、1950年代後半に精神科医のエリック・バーンによって確立された心理療法のひとつです。その中心理論は人格を親(P)、大人(A)、子ども(C)に分けて分析する点です。即ち親と子どもはそれぞれ二つに分けた上、批判…
≫続きを読む
精神的な問題が身体症状として現れる病気のグループを「身体症状症および関連症群」といいます。2013年に改訂された米国精神医学会の精神疾患の診断分類(DSM-V)により新しく作られたグループで、従来の精神疾患の診断分類であ…
≫続きを読む
ところで歯科心身症には様々な症状がありますが、中でも噛み合わせの異常感(咬合異常感)や口腔異常感症、非定型顔面痛(非定型歯痛を含む)、舌痛症、口腔内セネストパチーなどが比較的多く見られます。これらの病気に対しては、歯科治…
≫続きを読む
患者さんの体の具合について、詳しくお話を聞くことはそれ自体が効果的な治療です。心や家庭、仕事の具合も含めて。 「体の痛みは、心の痛みを伴い、スピリチュアルペインも伴う。医師自身がすべての薬や治療法に優る臨床効果をもつ医療…
≫続きを読む
心理療法の基盤に医学モデルがあります。医学モデルを用いることにより、訴えに対する心理的な説明や対応が可能となる他、心理療法により変化するメカニズムを説明することもできます。従って心理療法では従来から医学モデルが用いられて…
≫続きを読む
ブッダが悟りを開くために提唱した心の持ち方を、マインドフルネスといいます。瞑想などを通じて集中力を高め、その一瞬に全力を注いで自己の内面を見つめることにより気付きや覚醒が得られます。 マインドフルネスの方法で精神的な悩み…
≫続きを読む
「痛みのことばかり考えてしまう」「実際よりも痛みを深刻にとらえてしまう」「痛みをコントロールできないと考えてしまう」。これらは破局化という誤った思考様式で、幼少時のつらい経験によって形成されやすくなります。
はっきりとした異常は見つからないが、体の具合が悪いという患者さんの診療に楽しみを感じています。 「筆者にとっては、FSS に分類される問題を持つ患者とのやり取りは楽しい。というか医師としてのやりがいを感じさせる。なぜなら…
≫続きを読む