中枢感作(痛みに関する理論)
いつまでも続く痛み 末梢では痛みの原因となるような刺激がなくても、痛みを感じ続ける状態を中枢感作といいます。痛みのない刺激を「痛い」と感じるアロディニアや、弱い痛みを強く感じるハイパーアルゲジアなどは中枢感作が原因で生じ…
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いつまでも続く痛み 末梢では痛みの原因となるような刺激がなくても、痛みを感じ続ける状態を中枢感作といいます。痛みのない刺激を「痛い」と感じるアロディニアや、弱い痛みを強く感じるハイパーアルゲジアなどは中枢感作が原因で生じ…
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鎮痛剤 非ステロイド系消炎鎮痛剤(NSAIDs)は、炎症を抑えることにより痛みを軽減します。NSAIDsが働くのはアラキドン酸がシクロオキシゲナーゼに結合し、発痛物質であるプロスタグランジンEが産生される部分です。シクロ…
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アコニン散錠は、漢方薬でよく使用される附子という生薬を錠剤にして飲みやすくした薬です。附子とはトリカブトの根の成分を加工して弱毒化したもので、1回2〜3錠を1日3回内服します。 附子には体を温めて新陳代謝を高め、冷えを改…
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2年ほど前に舌が左の上の歯にあたるので、歯を削る治療を受けてから、他の歯が痛くなったり、舌が上顎にあたると痛かったりと、ずっーと苦しんでいます。今も歯医者さんと心療内科に通っていますが、痛みはずっとあります。特に体が温ま…
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口だけで息をすると口腔が乾いてしまうため、できるだけ鼻で呼吸しましょう。鼻呼吸を行っても口の乾燥が気になるようなら、ドライマウスの可能性があるため専門医の受診をお勧めします。
心臓の周りを流れ、心筋に酸素を届ける冠動脈の流れが悪くなると心筋に酸素が届きにくくなり、狭心症や心筋梗塞が起こります。これらの虚血性心疾患を中国語では「冠心病」といいます。 冠心Ⅱ号方は中国中医研究院が開発した新しい方剤…
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水毒は水滞、水飲、水湿、湿、内湿、痰飲、痰ともいい、「水分代謝の異常により津液が過剰、あるいは偏在する状態」を指します。厳密にいうと、肺や胃を中心として津液が局所的に停滞した状態を痰飲、津液が体表面近くに集まっているのが…
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湿邪と熱邪が結びついた状態をいいます。湿熱はネバネバして停滞するため、身体の活動を妨げて症状を遷延させます。原因は水毒の慢性化やお酒の飲み過ぎ、脂っこいものの食べ過ぎ、肥満、感染症などで、メタボが湿熱につながりやすいとも…
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病因 1. 六因致病 六因の邪、すなわち風邪、寒邪、暑邪、湿邪、燥邪、火邪(熱邪)が侵入して発症します。寒邪は月経不順、月経痛、帯下病、胎動不安、堕胎小産、産後発熱、産後痛の原因となります。熱邪は月経過多、崩漏、胎漏、…
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膀胱には利尿、利水、昇化(気化)、解毒の働きがあります。膀胱の利水作用を高める方剤は越婢加朮湯、小青竜湯ですが、その他に膀胱に関する漢方薬として桂枝湯、麻黄湯、葛根湯があります。これらは六病位でいうと太陽系の薬となり、風…
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