ドライマウスに対する対処法
欧州リウマチ学会議(EULAR)が2020年に発表した治療指針です。シェーグレン症候群の際の口の渇きの程度を3段階に分け、それぞれの治療法を提案しています。まず安静時唾液分泌量が1分間に0.1ml以上あれば治療の必要がな…
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欧州リウマチ学会議(EULAR)が2020年に発表した治療指針です。シェーグレン症候群の際の口の渇きの程度を3段階に分け、それぞれの治療法を提案しています。まず安静時唾液分泌量が1分間に0.1ml以上あれば治療の必要がな…
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唇顎口蓋裂に対しては幼少時に口唇閉鎖術、口蓋閉鎖術を行います。しかし、口唇裂と口蓋裂の間の顎列の部分(歯が並ぶ部分の裂隙)があり、口と鼻が交通した状態が残ります。9歳頃になるのを待って骨盤の一部である腸骨から海綿骨を採取…
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組織球性腫瘍には悪性のものと良性のものがあり、悪性のものには悪性組織球症、悪性線維性組織球腫、組織球肉腫があります。良性のものにはランゲルハウス細胞組織球症とエルドハイム・チェスター病があります エルドハイム・チェスター…
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汎抵抗資源を使ってストレスに対処する能力をコヒアレンス感といいます。日本語では首尾一貫感覚と訳されます。コヒアレンス感には理解可能感、処理可能感、有意義感があり、ストレスのもととなるものに対して理解でき、対処できるという…
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三叉神経障害が生じる原因には、外傷、炎症、腫瘍、感染、変性、中毒、代謝、先天性、特発性と様々なものがあります。自己免疫疾患が原因となる者もあり、原因疾患として混合性結合組織病(MCTD)、強皮症、シェーグレン症候群、サル…
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舌の違和感と嚥下障害を主訴として口腔外科を受診し、筋萎縮性側索硬化症(ALS)の診断につながった症例です。舌の萎縮と線維束性収縮を認めました。線維束性収縮とはぴくぴくとした小さな痙攣のような動きのことです。 筋萎縮性側索…
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上顎側切歯の根管治療中に水酸化カルシウム製剤(カルシペックスⅡ)が根管外に多量に溢出した症例です。顔面の腫脹、複視、倦怠感、口蓋粘膜の壊死が生じました。 水酸化カルシウム製剤が前・中歯槽動脈と大口蓋動脈を塞栓し、大口蓋動…
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スイスの学術団体であるAO Foundation打ち立てた骨接合理論がAOコンセプトです。単純骨折の場合は、整復後にチタンミニプレートを用いても頬唇側皮質骨のみmonocorticalに固定します。術後は顎間固定をしませ…
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下顎骨骨折が生じると最初に顎間固定をします。これは上下の歯をワイヤーで縛り、口があかないようにすることで、手足にギプス固定するようなものです。その後整復固定術を行うのですが、私が卒業して口腔外科の医局に残ったころは今とは…
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スポーツや交通事故で下顔面を強打すると、下顎骨骨折が生じることがあります。骨折した両端の骨をもとの位置に戻してつなぎ合わせ、チタンプレートとスクリューで固定する整復固定術が行われます。 下顎骨関節突起(下顎突起)が骨折す…
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