下顎骨のランゲルハンス細胞組織球症
学生の頃はHistiocytosisという病名で習った病気が、ランゲルハンス細胞に起因することがわかり病名変更されました。ランゲルハンス細胞は樹状細胞やマクロファージと同様に抗原提示細胞ですが、この細胞がモノクローナルに…
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学生の頃はHistiocytosisという病名で習った病気が、ランゲルハンス細胞に起因することがわかり病名変更されました。ランゲルハンス細胞は樹状細胞やマクロファージと同様に抗原提示細胞ですが、この細胞がモノクローナルに…
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肉や魚、ビールなどプリン体が多い食事をとり続けると血清尿酸値が高くなり、関節内に尿酸塩結晶が生じます。この結晶が壊れる際に痛風発作が生じ、激しく痛みます。尿酸値の上昇は見られませんが、偽痛風も関節内に結晶が生じ、痛風同様…
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お釈迦様が編み出した瞑想を通じて物事をあるがままに受け止める方法をマインドフルネスといいます。「色即是空、空即是色」といいますが、物事をあるがままに受け止めることができれば、煩悩に執着することがなくなり、苦しみから解放さ…
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疾患による脳機能の変化や治療による変化を、機能的MRIを用いて調べた研究内容が講義に出てきました、心身症と関連深い脳部位は、前帯状皮質、島皮質、前頭前野、扁桃体、視床下部、中脳水道周辺灰白質、腹側線条体といったところです…
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プラセボ効果は主に薬物療法で見られますが、ハリ治療でも確認されています。手術によるプラセボ効果もあります。手術による効果を調べるために、動物実験では陰性対照として偽手術(シャムオペ)といって麻酔、切開、剥離、縫合をするグ…
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全身性紅斑性狼瘡(SLE)の特徴的な所見に顔面が赤くなるbutterfly rash(蝶形紅斑)があります。 肝臓や肺の病気でbutterfly sign(蝶形像)や butterfly shadow(蝶形陰影)というの…
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Burning Mouth Syndrome(BMS)と舌痛症は同じものとは言い切れませんが、同じとして考えても差し支えないと思います。舌痛症は神経障害性疼痛の一種との考え方が有力となっています。神経障害性疼痛に対しては…
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白板症や紅板症のように発癌リスクがある病変や状態を「前癌病変」「前癌状態」といいます。両者の違いがわかりにくかったのですが、2017年に両者をまとめて「口腔潜在的悪性疾患」ということにWHOがしました。口腔潜在的悪性疾患…
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歯科恐怖の検査法にはDental Anxiety ScaleとDental Fear Scaleがあります。 高度な歯科恐怖の頻度は7.3%~24.3%で、平均約12%です。 過去50年間の歯科恐怖の評価スコアを比較して…
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ロフラゼプ酸エチルはなぜか味覚障害に対してよく効きます。この報告では舌痛症と味覚障害が合併した症例に対してロフラゼプ酸エチルを投与し、1年後にはいずれの症状も完全に消失しました。 味覚障害を伴う舌痛症に対して3本のRCT…
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