無作為化・比較試験の手順2
1. コーヒーと口臭に関する文献の収集と分析 2. 実験計画概要の作成 3. 予備実験 4. 実験参加者への承諾書等の作成 5. 実験結果に対する統計学的分析方法の決定 6. 倫理審査 7. 実験参加者の募集 8. 実験…
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1. コーヒーと口臭に関する文献の収集と分析 2. 実験計画概要の作成 3. 予備実験 4. 実験参加者への承諾書等の作成 5. 実験結果に対する統計学的分析方法の決定 6. 倫理審査 7. 実験参加者の募集 8. 実験…
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今回、論文として発表したコーヒーと口臭の関係に関する研究は実験計画の立案者として私自身初めて体験する無作為化・比較試験であり、これまた初めて体験する前向き研究でした。過去に製薬会社が立案した無作為化・比較試験に協力して薬…
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口臭対策に対して長時間のインタビューを受け、読売ライフ6月号に掲載されました。この雑誌は読売新聞に付いているもので、毎月発行されています。
末梢で生じた痛みは脊髄後角や三叉神経節などのシナプスを介して脳に伝わります。このシナップスで痛みの伝達を強めたり弱めたりする働きがあり、この働きをゲートコントロールといいます。 ゲートコントロールの門番をしているのは脊髄…
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中枢感作 いつまでも続く痛み 末梢で痛みの原因となる刺激がなくても痛みを感じ続ける状態を中枢感作といいます。痛くない刺激を痛く感じるアロディニアや弱い痛みを強く感じるハイパーアルゲジアといったものは中枢感作が原因で生じま…
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何年も前から調べていたコーヒーと口臭の関係についての研究がようやく論文になりました。
痛みの経路は末梢から脊髄を通って脳に入ります。そのどこかでブロックすれば痛みを抑えることができます。 1. 痛みの原因となるできごとへの対策 刺す、切る、捻る、挟む、圧迫する、打つ、引っ掻くに対して、逃げたり予防したりす…
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手足や内臓といった身体のどこか(末梢)で生じた痛みは脊髄などを通って最終的には脳に伝わり、痛みとして感じます。脳に伝わった痛みに対して、脳が脊髄後角で痛みを伝える働きを鈍くする下降抑制系という働きもあります。痛みが伝わる…
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「口の粘膜の中で虫が動き回る」「歯に何かが貼り付いている」「歯茎から液体が出てくる」「舌から糸が出てくる」「口の粘膜が次々と剝れてくる」「顎がねじ回ってどんどん回転する」 ここ数年間に私が患者さんから実際に相談された内容…
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難治性の慢性下顎骨骨髄炎 骨の表面は硬く緻密な骨皮質で覆われ、内部は軟らかく血行豊富な骨髄でできています。骨髄に細菌が侵入して炎症が生じた状態を「骨髄炎」といい、初期に適切な対応を行えば短期間で治癒しますが、放置しておく…
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